東京証券取引所の投資部門別売買動向データを分析しました。以下に要約と各投資部門の動向を示します。
要約 先週の総売買代金は約60兆円で、前週から約12兆円増加しました。自己取引の割合は15.2%で、委託取引が84.8%を占めています。
海外投資家の動向 海外投資家は先週、売りが約18.3兆円、買いが約18.9兆円で、差し引き621億円の買い越しとなりました。前週と比較して、売り買いともに増加し、特に買いが顕著に増えています。
個人投資家の動向 個人投資家は先週、売りが約5.6兆円、買いが約6.3兆円で、703億円の買い越しとなりました。売り買いともに前週から増加し、特に買いが増加しています。
信託銀行の動向 信託銀行は先週、売りが約7938億円、買いが約5999億円で、差し引き1938億円の売り越しとなりました。売りは減少し、買いは増加しましたが、依然として売り越しの状態です。
事業法人の動向 事業法人は先週、売りが約1955億円、買いが約4980億円で、3025億円の買い越しとなりました。買いが大幅に増加し、売り越しから買い越しに転じました。
投資部門別動向表
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投資部門 | 売り (兆円) | 買い (兆円) | 差引き (億円) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
海外投資家 | 18.3 | 18.9 | +621 | 増加 |
個人投資家 | 5.6 | 6.3 | +703 | 増加 |
信託銀行 | 0.79 | 0.60 | -1938 | 減少 |
事業法人 | 0.20 | 0.50 | +3025 | 増加 |
この表は、各投資部門の売買動向を示し、先週からの変化をわかりやすくまとめています。
提供:
JPX 日本取引所グループ
参考資料:
stock_val_1_250401.xls