ニュースの要約
- 日本工作機械工業会が発表した10月の工作機械受注(速報値)は、前年同月比9.3%増の1224億1900万円。
- 3カ月ぶりにプラスに転じた。
- 前月比では2.3%減。
- 内需は前年比1.0%減(前月比19.8%減)の333億2400万円。
- 外需は前年比13.6%増(前月比6.3%増)の890億9500万円。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 工作機械受注は設備投資の先行指標であり、国内生産額の90%以上を占める。
- 賃金上昇が家計の消費を刺激し、企業収益の増加につながる「経済の好循環」の実現には、設備投資の下支えが重要。
日本株への影響
- 工作機械受注の増加は、関連企業の株価にプラスの影響を与える可能性。
- 日本工作機械工業会の会員企業(111社)による生産額が国内生産の大部分を占めるため、関連企業の業績に注目。
提供:
Reuters