ニュースの要約
- 終盤のニューヨーク外為市場でドルが約1週間ぶりの安値に下落。
- 世界的な貿易戦争に対する投資家の懸念が和らいだことが背景。
- 日本円は賃金データが好調だったことから大きく上昇。
- 主要6通貨に対するドル指数は一時、1月27日以来の安値107.29を付け、終盤では0.435%下落の107.58。
- トランプ政権はメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を2月4日から課すと発表したが、発動を3月1日まで延期。
- 中国からの輸入品に対する10%の追加関税は4日に発効。
- ユーロは0.24%上昇して1.041ドル。
- ドル/円は1.19%下落し、12月以来の安値となる152.525円。
- 英ポンドは一時、1カ月ぶり高値の1.255ドル。
- 春節休暇明けの人民元はやや下落し、オンショア市場で0.47%安。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日本円が大きく上昇。
- 日本の賃金データが好調で、日銀当局者がさらなる利上げを示唆。
日本株への影響
- 日本株市場において、円高が輸出関連株に影響を与える可能性。
その他市場への影響
- ユーロ、英ポンドが上昇。
- 人民元はやや下落し、中国政府の為替政策に注目が集まる。
提供:
Reuters