NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計受け不安定な動き

ニュースの要約

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが不安定な取引の中で上昇しました。8月の米雇用統計は予想を下回る内容でしたが、労働市場の減速が秩序だったものであることが示唆されました。

  • 非農業部門雇用者数: 前月比14万2000人増(予想を下回る)
  • 失業率: 4.2%(前月の4.3%から小幅低下)

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • ドルは対円で0.7%安の142.42円で、4営業日続落の見込み
  • 安全資産としての需要と日銀による利上げ観測が円の下支えに

日本株への影響

  • 円高が進むことで、輸出関連企業に影響が出る可能性
  • 例えば、トヨタ自動車(7203)やソニー(6758)などの輸出企業に注意が必要

その他市場への影響

  • ドル指数: 0.2%高の101.21
  • ユーロ: 対ドルで0.3%安の1.108225ドル
  • 英ポンド: 約0.4%安の1.3131ドル
  • ビットコイン: 約4%安の53,600ドル(リスク資産回避の動きから1カ月ぶりの安値)

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通貨/資産 変動率 現在の値
ドル指数 +0.2% 101.21
ユーロ -0.3% 1.108225ドル
英ポンド -0.4% 1.3131ドル
ビットコイン -4% 53,600ドル
ドル/円 -0.7% 142.42円

コメント

  • FRBのウォラー理事は、今月の会合で利下げを開始する「時期が来た」と述べ、利下げの幅やペースについては柔軟に対応する姿勢を示しました。
  • 市場はFRBが9月17-18日のFOMCで政策金利を引き下げる確率を31%と見ています(データ発表前は約43%)。
提供: Reuters
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