GPIF、7―9月期は9.1兆円の赤字 4四半期ぶりマイナス運用

ニュースの要約

  • 公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2024年7-9月期の運用損益を発表。
  • 運用損益は9兆1277億円の赤字。
  • 収益率はマイナス3.57%。
  • 国内外の金利差縮小と円高、日本株の回復が限定的だったことが影響。
  • 資産別収益率:
  • 国内株式: マイナス4.92%
  • 外国株式: マイナス5.35%
  • 国内債券: プラス1.42%
  • 外国債券: マイナス5.51%
  • 自主運用開始からの累積収益額は153兆6431億円。
  • 運用資産額は248兆2274億円。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 日銀の政策金利引き上げ、FRBやECBの利下げにより国内外の長期金利が低下。
  • 円高が進行。

日本株への影響

  • 米国株価は上昇したが、日本株は8月の大幅下落後の持ち直しが限定的。
  • 円高の影響で国内株価は下落し、主要株価指数は強弱まちまち。
提供: Reuters
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