ニュースの要約
- 国際決済銀行(BIS)は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の国境を越えた決済基盤「プロジェクトmBridge」から撤退を発表。
- プロジェクトmBridgeは、中国、香港、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)の各中銀が2021年に開始し、サウジアラビア中銀も今年6月に参加。
- BISのカルステンス総裁は、プロジェクトがパートナーによって運営可能な水準に達したため撤退すると説明。
- mBridgeは運用開始には未熟で、実現には長い時間がかかると指摘。
- ロシアが制裁逃れに利用する可能性については否定し、制裁を順守する姿勢を強調。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 直接的な影響は限定的と考えられるが、CBDCの国際的な動向に注目が集まる可能性。
日本株への影響
- 三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなど、国際決済に関与する金融機関の株価に影響を与える可能性。
その他市場への影響
- 記述なし。
提供:
Reuters