目次
ニュースの要約
- 2月18日、東京円債市場で新発10年国債利回り(長期金利)が前営業日比1.5ベーシスポイント(bp)上昇し、1.400%に達した。
- これは2010年4月以来約15年ぶりの高水準である。
市場への影響
日本市場への影響
- ターミナルレートの予想:
- SBI証券の道家映二氏は、ターミナルレートを最低でも1.5%と予想。
- 日銀の次回利上げ時期は4月30日―5月1日、早ければ3月18―19日と予想。
- 円債市場の動向:
- 外債の売りが出ており、一部市場参加者は含み損を抱えている。
- 円債市場では売りが止まらず、損失が膨らんでいる。
- 長期金利は1.5%を超える可能性がある。
日本株への影響
- 投資家の慎重姿勢:
- 岡三証券の長谷川直也氏は、長期金利の1.4%は節目だが、特に意味はないと指摘。
- 期末が近いため、投資家は慎重姿勢を強めている。
- 金利低下が見通せないため、焦って買う必要がない。
- 今後のイベント:
- 高田創日銀審議委員の発言や、1月の全国消費者物価指数(CPI)などが金利に影響を与える可能性がある。
- 3月の年度末までに1.5%に達する可能性がある。
提供:
Reuters