銀行・信金の貸出、11月は+3.0% M&A需要などに加え円安も寄与

ニュースの要約

  • 日銀が発表した11月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比3.0%増の626兆9236億円。
  • 前月の2.6%増から伸びが拡大し、2000年1月以降の最高水準を更新。
  • M&Aや不動産関連の資金需要が強く、円安傾向が貸し出し増に寄与。
  • 都銀等の貸出は3.0%増の250兆6237億円、地銀・第二地銀は3.5%増の298兆5370億円。
  • 預金平残は前年比1.2%増の1049兆5693億円。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 円安傾向が続く中、外貨建て貸し出しの円換算ベースの金額が増加。
  • M&Aや不動産関連の資金需要が引き続き強く、貸し出しの伸びが期待される。

日本株への影響

  • SMBC日興証券の丸山義正氏によると、企業の投資意欲が高く、物価上昇に伴う運転資金需要も高まっているため、貸し出し拡大が続く見込み。

その他市場への影響

  • 特に記述なし。
提供: Reuters
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