ニュースの要約
- 円金利の上昇が注目されている。
- 1月7日に発行された10年物国債(377回債)の表面利率が1.2%と、約13年半ぶりの高水準に設定された。
- 米金利の上昇に伴い、円金利も上昇している。
- ドル/円相場は10-12月期で10円近く円安・ドル高に傾いている。
- 円安はドル高の裏返しではなく、日米金利差だけで説明すべきではないとの見解が強まっている。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 円金利の上昇により、日銀の金融政策が注目されている。
- 1月23-24日の金融政策決定会合での利上げ織り込みは6割強。
- 日米金利差縮小が進めば、ドル/円相場が160円台に定着する可能性が高い。
日本株への影響
- 円安が続くことで、輸出企業にとってはプラス要因となる可能性がある。
- 一方で、輸入物価の上昇によるコスト増が懸念される。
その他市場への影響
- 第二次トランプ政権の動向がドル高に影響を与える可能性がある。
- ドル高が進む中で、米国の政治がどのように対応するかが注目される。
提供:
Reuters