見通し実現していけば「引き続き利上げ」、物価予想上方修正=日銀展望リポート

ニュースの要約

  • 日銀は「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を公表し、実質金利が「極めて低い水準」にあると認識。
  • 経済・物価の見通しが実現すれば、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する方針。
  • 2024年度から2026年度にかけて、消費者物価指数(コアCPI)の上昇率見通しを引き上げ。
  • 物価の基調的な上昇率は徐々に高まり、見通し期間後半には物価安定目標と整合的な水準で推移する見込み。
  • リスク要因として、海外の経済・物価や資源価格の動向、企業の賃金・価格設定行動を挙げる。
  • 米国の政策運営を巡る不確実性が世界経済に影響を及ぼす可能性に留意。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 日銀の利上げ方針により、金融市場での金利上昇が予想される。
  • 賃金と物価の好循環が強まることを想定しているが、中小企業では賃金上昇の価格転嫁が容易でないとの声も。

日本株への影響

  • 日銀の政策変更により、金融セクターの株価に影響が出る可能性。
  • 輸入物価の動向が企業の利益に影響を与える可能性があり、特に輸出企業に注目。

その他市場への影響

  • 米国の政策運営を巡る不確実性が、国際金融資本市場に影響を及ぼす可能性があるため、海外市場の動向に注意が必要。
提供: Reuters
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