ニュースの要約
- 英保険大手のアビバは、現金と株式を合わせて36億1000万ポンド(46億ドル)で自動車・住宅保険のダイレクト・ライン・インシュアランス・グループを買収することで合意。
- 買収が成立すれば、166億5000万ポンド(212億3000万ドル)規模の保険会社が誕生。
- 新会社は、時価総額でリーガル&ジェネラルを上回り、業界首位のプルーデンシャルに次ぐ規模となる。
- 新提案は1株当たり275ペンスで、ダイレクト・ラインは先週の250ペンスの提案を拒否していた。
- アビバは25日までに正式な提案を行うか取り下げるかを決定する必要がある。
- JPモルガンのアナリストによれば、新会社は英住宅保険・自動車保険の両方で20%超のシェアを持つ見込み。
市場への影響
日本市場への影響
- 直接的な影響は少ないが、グローバルな保険業界の再編が進むことで、日本の保険会社にも競争圧力がかかる可能性。
日本株への影響
- 日本の保険会社や金融機関の株価に影響を与える可能性は低いが、業界の再編動向として注目される。
その他市場への影響
- 英国市場では、アビバとダイレクト・ラインの株価に注目が集まる。
- 保険業界全体の競争環境に変化が生じる可能性がある。
提供:
Reuters