ニュースの要約
9月9日の東京市場は、週末の米雇用統計を受けて円高や米景気への警戒感が広がり、日経平均が寄り付きで36,000円の大台を割り込み、一時1,100円超安となる全面安の商いとなりました。ドル/円は朝方の142円台前半から後半へと円安よりに推移し、底堅い値動きが相場を支持しています。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日経平均が36,000円を割り込み、一時1,100円超安
- ドル/円は142円台前半から後半へと円安よりに推移
日本株への影響
- ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏:
- 日経平均は35,000円あたりが下値めど
- 米大統領選を通過するまでは不安定な相場が継続する可能性
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円売りポジションは8月の急落で解消が進んだ
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GCIアセットマネジメント 池田隆政氏:
- 日経平均は35,000円を維持できるかが注目
- 急速な円高進行が見られれば日本株の売りが強まりやすい
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ドルが140円台を割れた場合、日経平均は31,000-35,000円のレンジ
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外為どっとコム総研 神田卓也氏:
- 米雇用統計は利下げ幅の決定打にならず
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ドル/円は140-145円のレンジ推移
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大和証券 細井秀司氏:
- 日本株に対するボラティリティが高まっている
- ドル/円が130円付近に振れると株価の上値は重くなる
- 米大統領選のテレビ討論会でトランプ氏が優勢になった場合、ドル安/円高が加速する可能性
その他市場への影響
- 記述なし
提供:
Reuters