米クアルコム、1─3月業績見通し予想上回る　ＡＩがスマホ販売増に寄与

ニュースの要約

• 米半導体大手クアルコムは、第2四半期（2025年1月─3月）の売上高と利益見通しがアナリスト予想を上回った。
• AI機能によって、クアルコム製半導体を搭載したデバイスの販売が拡大している。
• 第2四半期の売上高（中央値）は107億5000万ドル、調整後1株利益は2.80ドルと予想。
• アナリスト予想は売上高が103億4000万ドル、調整後1株利益が2.69ドル。
• 半導体事業の売上高見通し（中央値）は92億ドルで、市場予想の89億ドルを上回った。
• 第1四半期（2024年12月29日まで）の売上高は116億7000万ドル、調整後1株利益は3.41ドルで、市場予想の109億3000万ドル、2.96ドルを上回った。

市場への影響

日本市場への影響

• クアルコムの業績向上は、半導体関連の需要増加を示唆しており、日本の半導体関連企業にもポジティブな影響を与える可能性がある。

日本株への影響

• ソニーやパナソニックなど、クアルコムの半導体を利用する日本企業の株価に好影響を及ぼす可能性がある。
• 半導体製造装置を提供する東京エレクトロンやアドバンテストなどの企業にも影響が及ぶ可能性がある。

その他市場への影響

• クアルコムの業績向上は、グローバルな半導体市場全体の需要増加を示唆しており、他の半導体企業にもポジティブな影響を与える可能性がある。