ニュースの要約
- 12月23日午後3時のドルは156円半ばで、前週末のニューヨーク市場から小幅にドル高/円安水準で推移。
- クリスマス休暇を控えて見送りムードが強く、売買が交錯。
- ドルの上値で介入警戒感が値動きを抑制。
- 日銀の1月利上げには不透明感があり、ドルの下値では買いポジションを構築したい向きも多い。
- 米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、円の買い持ちは大きく減少。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- ドル/円の動きが小幅で、クリスマス休暇を控えた見送りムードが強い。
- 日銀の利上げ見通しが後退し、円キャリー取引の再構築が進行中。
日本株への影響
- あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストによると、日米中銀の政策方向性がある程度織り込まれ、ドルの上値は重い。
- 日銀の会合結果を受けて、短期的な利上げ見通しが後退し、円キャリー取引の再構築が進行中。
その他市場への影響
- 年末休暇に向けて参加者と取引高が減少し、投機筋の持ち高に大きな偏りがなければ、相場急変リスクは小さい。
- 目立ったニュースがなければ、ドルはしばらくもみ合いが続く見込み。
提供:
Reuters