東京外為市場・15時=ドル155円前半へ上昇、一時1カ月ぶり高値 日銀利上げ見送りで

ニュースの要約

  • 12月19日午後3時のドルは155円前半で取引され、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の水準。
  • 日銀の利上げ見送りで円売り安心感が広がり、ドルが急伸し一時1カ月ぶりの高値を記録。
  • ドルは日銀会合結果発表後も底堅く推移し、11月20日以来の高値となる155.48円まで上昇。
  • 日銀会合を控えて対円でのドル上昇は比較的緩やかだった。
  • 日銀は政策金利を0.25%程度で据え置くことを決定。
  • 経済・物価ともに前回の判断を維持。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 日銀の利上げ見送りにより、円売り安心感が広がり円安が進行。
  • 日銀声明文から今後の政策の方向性に関するヒントが見当たらず、植田和男総裁の会見への注目が高まる。
  • 総裁会見での発言がハト派的であれば、一段と円安に振れる可能性がある。

日本株への影響

  • 三菱UFJ信託銀行の酒井基成氏によると、日銀の利上げへの警戒が解けたことが円相場の反応に表れている。
  • あおぞら銀行の諸我晃氏は、総裁会見での発言が市場に与える影響を注視している。

その他市場への影響

  • 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、ドルは対ユーロなど幅広い通貨に対して大きく買われた。
提供: Reuters
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