ニュースの要約
日銀が7日に開いた支店長会議では、来年度の賃金設定について、構造的な人手不足や最低賃金引き上げで賃上げを続けていく必要があるとの認識が企業の間で広がっているとの報告が多かった。また、価格設定については、サービス業や製造業での価格転嫁が進んでいることが報告された。日銀が目指す賃金・物価の好循環が持続していることが示唆された。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日銀の報告によると、全9地域中、北陸・東海の2地域の経済判断を引き上げた。
- 景気は全ての地域で「緩やかに回復」、「持ち直し」、「緩やかに持ち直し」と総括。
- 個人消費は関東甲信越・東海の2地域が判断を引き上げた。
- サービス消費は観光・宿泊や飲食などで堅調。
- 財消費は都市部の百貨店で高額品販売が好調。
- 生産は北海道・北陸・東海の3地域が判断を引き上げた。
日本株への影響
- 製造業では政府の後押しもあり、価格転嫁が進めやすい環境になっている。
- 自動車関連は「高水準」との報告が多く、関連企業の株価にプラスの影響が期待される。
- IT関連財での増産の動きが見られ、関連企業の業績向上が期待される。
その他市場への影響
記述なし。
提供:
Reuters