目次
ニュースの要約
- 来年の新興国による外貨建てソブリン債発行総額は1250億─1300億ドルに達する見通し。
- 今年の発行総額見込みの1550億─1600億ドルを下回り、長期平均に近い水準。
- 地域別発行予想:
- 東欧・中東・アフリカ(EEMEA):750億ドル
- 中南米:310億ドル
- アジア:220億ドル
- 特に中南米では1月に大規模な償還があり、序盤の追い風となる見込み。
- 来年は「BB」格付けの供給が増加する見通し。
市場への影響
日本市場への影響
- 直接的な影響は少ないが、新興国の債券市場の動向は日本の投資家にとっても注目される。
日本株への影響
- 新興国市場の安定や成長が日本企業の海外展開に影響を与える可能性がある。
その他市場への影響
- トルコ、ブラジル、コロンビア、南アフリカなどの「BB」格付け国の供給増加。
- ナイジェリア、アンゴラ、セネガル、ケニアが国際金融資本市場を利用した起債を計画。
- エジプトは外貨建て債のほかにイスラム債を発行する可能性。
- サウジアラビアとUAEが起債を再開し、サウジは80億ドル相当を発行予定。
提供:
Reuters