ニュースの要約
- 日銀は1月23-24日の金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.5%に引き上げることを決定。
- 利上げは昨年7月以来で、政策金利は2008年10月以来の高水準。
- 市場関係者の見解では、今後も1%までの利上げが比較的スムーズに進む可能性がある。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 円安に伴う物価上昇が国民生活に影響を与える可能性。
- 政府は日銀の正常化の動きを容認する見込み。
日本株への影響
- 明治安田総合研究所の小玉祐一氏は、次の利上げは7月、その次は12月と予想。
- ナティクシス日本証券の岩原宏平氏は、7月に追加利上げが行われる可能性を指摘。
- クレディ・アグリコル証券の会田卓司氏は、0.5%の政策金利は内需の実態と比較して高過ぎるとし、再利上げのハードルが高いと指摘。
その他市場への影響
- 米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重であることから、輸入物価が上昇し、インフレ圧力がかかる可能性。
- 米FRBの利下げ次第で、日銀の追加利上げの回数が変わる可能性。
提供:
Reuters