日経平均は小反発、為替動向に左右　連休控え次第にもみ合い

ニュースの要約

• 2月21日、東京株式市場で日経平均は前営業日比98円90銭高の38,776円94銭で取引を終えた。
• ドル／円の円高基調を嫌気し、一時200円超値下がりしたが、円高が一服すると買い優勢の展開となった。
• 日銀の植田和男総裁の発言により、ドル／円相場が円安方向に振れ、日本株にも買い戻しが入った。
• 米国の関税政策の不透明感もあり、外需株は手掛けにくい状況。
• 東証プライム市場の売買代金は4兆3,160億0500万円。
• 東証33業種では、医薬品、ゴム製品、保険など19業種が値上がり。非鉄金属、海運、精密機器など14業種は値下がり。

市場への影響

日本市場への影響

• 日経平均は小幅に反発し、38,776円94銭で取引終了。
• TOPIXは0.07%高の2,736.53ポイント。
• プライム市場指数は0.07%高の1,408.53ポイント。
• 東証グロース市場250指数は0.46%安の680.22ポイントで3日続落。

日本株への影響

• 日産自動車が後場急騰し9%超高。
• 京浜急行電鉄は朝高後マイナス転換し6%安。
• 良品計画が5%超高で堅調。
• 中外製薬は4%超高。
• 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは1%超安。
• ソフトバンクグループは小幅安。

その他市場への影響

• 新規上場したブッキングリゾートは公開価格を25%上回る1,550円で初値を付け、ストップ高の1,950円で取引を終えた。