ニュースの要約
9月13日、来週の東京株式市場はもみ合いが想定されています。週の後半に控える米連邦準備理事会(FRB)と日銀の金融政策決定会合の結果発表、記者会見に向けて、為替動向を見据えた相場展開が続く見込みです。中銀イベントを無難に通過すれば、リスクオンに傾くとの期待感もあります。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日経平均の予想レンジは35,500円─37,500円。
- 為替への反応が過敏になっており、日米の中銀会合を控える中で神経質な値動きが予想される。
- 米利下げへの思惑で米株が強含む場合でも、米株の上昇圧力と円高のマイナス圧力が相殺し合い、日本株は動きづらいとの見方。
日本株への影響
- 松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストによると、米連邦公開市場委員会(FOMC)では25ベーシスポイント(bp)の利下げが有力視されているが、50bpの思惑も一部でくすぶっている。
- 50bpの思惑がぶり返してくる場合、25bpではネガティブサプライズになりかねないとの指摘。
- 17日に発表される8月米小売売上高が過度に弱い数字だった場合、FOMCで25ベーシスの利下げでは物足りないと受け止められる可能性。
- 日銀会合は政策の現状維持がメインシナリオで、大きな波乱は見込まれていないが、総裁会見の内容に応じて為替が動意付くリスクがある。
その他市場への影響
記述なし
提供:
Reuters