新興国株式、10月は2020年以降で最大の資金流出　債券は流入超

ニュースの要約

• 2024年11月15日、銀行業界団体が発表したデータによると、外国人投資家による10月の新興国株式の売り越しは2020年序盤以降で最大。
• 新興国債券には資金が流入。
• 10月の新興国市場への流入額はネットで19億ドル、9月の564億ドルから減少。
• 株式からは255億ドルが流出、2020年3月以降で最大。
• 債券には274億ドルが流入。
• 中国株からは90億ドルが流出、中国債券は14億ドルの純流入。
• アジア全体で68億ドルの流出超、欧州新興国は52億ドル、中南米は36億ドル流入。
• アフリカへの流入はわずかにマイナス。

市場への影響

日本市場への影響

• 新興国市場の動向が日本市場に与える影響は限定的だが、リスクオフの動きが強まる可能性。

日本株への影響

• 新興国株式の売り越しが続く中、日本株への直接的な影響は少ないが、投資家心理に影響を与える可能性。
• 特に、輸出関連企業や新興国市場に依存する企業に注意が必要。

その他市場への影響

• 記述なし。