ニュースの要約
9月11日、日銀の中川順子審議委員は、実質金利が現在きわめて低い水準にあると述べ、将来的に日銀の経済・物価見通しが実現すれば、物価目標実現の観点から金融緩和の度合いを調整する可能性があると発言しました。中川委員は秋田県金融経済懇談会での挨拶で、日本経済についても高水準の企業収益に支えられ、賃金と物価の好循環が展望できる状況にあると述べました。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 実質金利が低水準にあることから、金融緩和の度合いを調整する可能性が示唆されました。
- 7月の追加利上げ後の市場動向を振り返りつつ、金融市場の変化が経済・物価見通しに及ぼす影響を丁寧に評価する必要があると指摘されました。
日本株への影響
- 高水準の企業収益が続いているため、賃金と物価の好循環が展望できる状況にあると述べられました。
- 8月上旬に市場が大きく動揺したが、日本経済のファンダメンタルズに大きな変化はないと強調されました。
その他市場への影響
記述なし
提供:
Reuters