目次
ニュースの要約
- 政府は2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)が4.5兆円の赤字となる見通しを示した。
- 昨年7月には黒字化の見通しを示していたが、24年度補正予算や防衛費増強などによる歳出増が影響。
- 黒字化達成は2026年度に後ずれする見込み。
- 2025年度の名目国内総生産(GDP)に対するPB赤字の比率は0.7%で、2001年度以降で最小の赤字幅。
市場への影響
日本市場への影響
- 財政健全化目標の達成が遅れることにより、政府の財政政策に対する信頼性が問われる可能性。
- 名目GDPに対する赤字比率が最小であることから、一定の財政健全化の進展が確認される。
日本株への影響
- 財政赤字の拡大が続くことで、日本銀行の金融政策に影響を与える可能性。
- 防衛費増強や補正予算の影響で、関連企業の株価に影響が出る可能性。
その他市場への影響
- 記述なし。
提供:
Reuters