午後3時のドルは154円挟み一進一退、日米中銀会合を控え材料乏しく

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ニュースの要約

  • ドル/円は前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ横ばいで推移し、154円付近でもみ合い。
  • 日銀の12月会合での利上げ見送り観測が円の重しとなる。
  • ドルは仲値公示に向けて実需の売買が交錯し、調整とみられる円買いが入ったが、午後に再びドル買い/円売りが強まった。
  • 市場の注目は日米中銀会合の金利決定後の見通しや、FRB議長・日銀総裁の会見に集まっている。
  • FOMCでの新たな経済見通しが強気だった場合、ドルが強含む可能性がある。
  • ドル/円で155円の水準がターゲットに入っている。
  • 米国のサービス業PMI速報値が3年2カ月ぶり高水準となり、ドルが買われた。

市場への影響

日本市場への影響

  • 日銀の利上げ見送り観測が円の重しとなり、円安傾向が続く可能性。

日本株への影響

  • 円安が進むことで、輸出関連企業にプラスの影響がある可能性。
  • 三菱UFJ信託銀行の酒井基成氏は、パウエル議長の会見がタカ派的なトーンを示す可能性を指摘。

その他市場への影響

  • 米国のサービス業PMIが高水準で、経済活動の強さが意識されドルが買われた。
  • 年明け以降の米FRBの利下げペースの手掛かりとして、小売売上高に関心が寄せられている。
提供: Reuters
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