目次
ニュースの要約
- ドル/円は前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル安/円高の154円前半で取引。
- 前日海外市場で急上昇したドルは、1週間ぶり高値圏の154円台で売買が交錯。
- ウクライナ停戦合意への期待から、ユーロが一時161円台を付け、半月ぶり高値を更新。
- 米金利がアジア時間で緩やかに低下し、ドルは高値圏で戻り売りが先行。
- 米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、ドルは前日海外市場で154円後半まで2.3円上昇。
- 米関税政策の行方が市場の最大の焦点。
- ウクライナ停戦合意期待でユーロは堅調、ポーランドズロチとハンガリーフォリントも高値更新。
市場への影響
日本市場への影響
- ドル/円は154円前半から半ばで売買が交錯。
- 米金利の低下により、ドルは高値圏で戻り売りが先行。
- ドルは当面148-158円を中心に方向感のない展開が続くと予想。
日本株への影響
- ソニーフィナンシャルグループの尾河真樹氏は、ドルの値動きがニュースにより10円程度の値幅で行き来する相場になると予想。
その他市場への影響
- ウクライナ停戦合意期待により、ユーロは対ドルで1週間ぶり高値を付けた。
- ポーランドズロチが対ユーロで7年ぶり高値を更新。
- ハンガリーフォリントも対米ドルで3カ月ぶり高値を付けた。
- 停戦合意がロシアへの制裁解除につながれば、原油供給再開で原油安が進む可能性がある。
提供:
Reuters