ニュースの要約
- 12月10日午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅安の150円後半で推移。
- 実需の買いで一時151円半ばまで上昇し、1週間半ぶりの高値を更新。
- 11日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、一段の値動きは限られる。
- 中国が緩和的な金融政策へ方針を転換。
- 豪ドルは97円前半から96円半ばへ下落。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- ドル/円が再び上値を試す展開となり、輸入企業のドル買いが集中的に発生。
- しかし、午後に入りドル買い/円売りは失速し、151円前半を下回る水準へ反落。
日本株への影響
- りそなホールディングスの井口慶一シニアストラテジストによると、CPI発表前に152円台に乗ったとしても、そこを抜けていく動きにはなりにくいとの見解。
その他市場への影響
- 豪ドルは97円前半から96円半ばへ下落。
- 豪中銀は政策金利を据え置き、声明で「政策は十分に制限的である必要がある」との文言を削除。
提供:
Reuters