午後3時のドルは150円前半へ下落、日米金利差縮小の思惑やリスク回避

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ニュースの要約

  • ドルは前日ニューヨーク市場の終盤から約1円ドル安/円高の150円前半で取引。
  • 米金利低下と国内金利の上昇に伴う日米金利差縮小の思惑や、株安によるリスク回避の流れが背景。
  • 米関税懸念やウクライナ停戦協議の不透明感でユーロも買いづらく、円の強さが目立つ。
  • 五・十日での実需のドル買い需要があったが、重要な支持線を下抜けてから急速に下げ。
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で量的引き締め(QT)の一時停止または減速の議論があり、米金利が低下しドルが対円で売られる展開。
  • 日銀の利上げ方向で円の先高観が強まっている。

市場への影響

日本市場への影響

  • 日経平均などアジア全般の株安を背景に、リスク回避のドル売り/円買いが再燃。

日本株への影響

  • セントラル短資FXの市場業務部専任部長、富永貴之氏は、150円が次の心理的な節目となり、昨年12月3日の安値である148.65円を視野に下押しする可能性があると指摘。

その他市場への影響

  • 米関税懸念やウクライナ停戦協議の不透明感が続く中、ユーロの買いづらさが影響。
提供: Reuters
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