ニュースの要約
- 10月8日午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル安/円高の147円後半で取引。
- 中国の追加経済対策が市場予想ほど大規模でなかったため、リスクオンムードが広がらず、円が底堅い動き。
- 中国株式市場は寄り付き直後に10%近い上昇も、上げ幅を縮小。
- 中国国家発展改革委員会の記者会見で、大規模な経済対策が発表されず、失望感が広がる。
- アジア商品市場では売りが加速し、米原油先物は1%以上、シンガポール上場の鉄鉱石は5%以上の下げ。
- オーストラリア準備銀行のタカ派的姿勢の後退が豪ドルの下げを招き、円高圧力を強める。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 円が全般に底堅い動きとなり、リスク回避的に円高が進行。
日本株への影響
- 中国市場の失望感が影響し、日本株にも影響を与える可能性。
その他市場への影響
- アジア商品市場での売り加速。
- 米原油先物:1%以上の下げ
- シンガポール上場の鉄鉱石:5%以上の下げ
- 豪ドルの下落
- 午前の高値100円前半から、一時99円前半まで下落。
提供:
Reuters