目次
ニュースの要約
- イタリア銀行業界2位のウニクレディトが、3位のバンコBPMに対し、約100億9000万ユーロ(105億7000万ドル)規模の株式交換での買収を提案。
- ウニクレディトはBPMの株式1株に対して普通株0.175株を提案。これは1株当たり6.67ユーロに相当し、22日終値に対するプレミアムは約0.4%。
- ウニクレディトのCEO、アンドレア・オルセル氏は、欧州の経済発展と競争力向上のために強力で大きな銀行が必要とコメント。
- BPMは今月、国有化された銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(MPS)の株式5%を取得し、資産運用会社アニマ・ホールディングの完全子会社化へ最大16億ユーロの買収提案を発表。
市場への影響
日本市場への影響
- 直接的な影響は少ないが、欧州銀行業界の再編が進むことで、グローバルな金融市場の安定性に寄与する可能性がある。
日本株への影響
- 日本の金融機関や資産運用会社にとって、欧州の銀行業界の動向は参考となる可能性がある。
- 特に、三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなどの大手金融機関が欧州市場での戦略を見直す契機となるかもしれない。
提供:
Reuters