ニュースの要約
- イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)が、同業のメディオバンカに対して133億ユーロ(139億ドル)規模の株式交換による買収を提案。
- メディオバンカ株10株に対してモンテ・パスキ株23株を割り当てる。これは23日終値に対して5%のプレミアムに相当。
- モンテ・パスキの時価総額は88億ユーロ、メディオバンカは127億ユーロ。
- デルフィンはメディオバンカの19.8%を保有する筆頭株主で、モンテ・パスキ株も保有。保有比率を9.8%に引き上げ。
- フランチェスコ・ガエターノ・カルタジローネ氏もメディオバンカ株を7.8%保有し、モンテ・パスキ株の保有比率を5%に引き上げ。
- イタリア政府はモンテ・パスキ株の保有比率を11.7%に減らし、パートナーを探していた。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 直接的な影響は限定的と考えられるが、欧州の金融市場の動向が日本市場にも影響を与える可能性がある。
日本株への影響
- 三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなどの日本の大手金融機関の株価に間接的な影響を与える可能性がある。
その他市場への影響
- イタリアの金融市場において、モンテ・パスキとメディオバンカの株価に直接的な影響が予想される。
- 欧州全体の金融市場にも影響を及ぼす可能性がある。
提供:
Reuters