中国工商銀行、第2四半期は0.8%最終減益 利ざや縮小

ニュースの要約

中国の大手国有商業銀行、中国工商銀行(ICBC)の第2四半期(4-6月)業績は、純利益が0.8%減少し、利ざやも縮小しました。純利益は828億1000万元(116億8000万ドル)で、前年同期は835億8000万元でした。大手国有銀行では中国銀行や交通銀行も第2四半期に利益の伸びが鈍化しました。中国の銀行は、経済減速下で当局から貸出金利を引き下げを求められ、収益が圧迫されています。ICBCの純利ざやは1.43%で、3月末の1.48%から低下しました。交通銀行は上昇、中国銀行は横ばいでした。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 中国の大手銀行の業績悪化は、日本の金融市場にも影響を与える可能性があります。
  • 特に、中国経済の減速が日本の輸出企業に対する需要を減少させるリスクがあります。

日本株への影響

  • 中国工商銀行(ICBC)の業績悪化は、日本の金融セクターに対する投資家の信頼感を揺るがす可能性があります。
  • 日本の銀行株や金融関連株に対する売り圧力が増加する可能性があります。

その他市場への影響

  • 中国の銀行業界全体の業績悪化は、アジア全体の金融市場に波及効果をもたらす可能性があります。
  • 特に、アジアの新興市場に対する投資家のリスク回避姿勢が強まる可能性があります。

中国工商銀行(ICBC)

提供: Reuters
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