中国乗用車輸出は今年大幅鈍化、EV「ゼロ成長」に=業界団体

ニュースの要約

  • 中国乗用車協会(CPCPA)の崔東樹事務局長は、2025年の中国乗用車輸出台数の伸びが鈍化し、電気自動車(EV)輸出は「ゼロ成長」にとどまると予測。
  • 2024年の乗用車輸出台数は前年比25%増の480万台で、日本を上回り世界最大の座を維持する見込み。
  • 2024年の中国国内乗用車販売台数は5.3%増の2310万台で、NEVは40.7%増。
  • 国内有力メーカー(BYD、吉利汽車、小米)や米テスラには追い風となる一方、外国勢(GM、トヨタ自動車、フォルスワーゲン)は市場シェアの縮小に苦しむ。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 日本の輸出台数は4.3%減の382万台で、中国に引き続き上回られる見込み。
  • 日本の自動車メーカーにとって、中国市場での競争が激化し、シェア縮小の可能性。

日本株への影響

  • トヨタ自動車など日本の自動車メーカーは、中国市場でのシェア縮小により株価に影響が出る可能性。

その他市場への影響

  • 欧州の輸入関税やロシア向け出荷の減少が、中国の輸出に影響を与える可能性。
  • 米ゼネラル・モーターズ(GM)やドイツのフォルスワーゲンなど、外国勢の中国工場の稼働率低迷が続く。
提供: Reuters
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