目次
ニュースの要約
- 中国の華潤飲料が香港市場で最大50億4000万香港ドル(約6億5000万ドル)の資金調達を目指す。
- 今年最大の新規株式公開(IPO)となる予定。
- 主力ブランドは飲用純水製品「怡宝(C’estbon)」。
- 公開価格の仮条件は1株13.50─14.50香港ドル。
- 公開株式数は3億4780万株。
- 公開価格が仮条件の上限に設定されれば、時価総額は44億ドルとなる。
- 調達資金の用途:
- 30%: 生産能力の増強と供給網の効率化
- 23%: 販売ルートの拡充
- 残り: 販売・マーケティングなど
- コーナーストーン投資家から3億1000万ドルの応募があり、UBSアセット・マネジメントから1億1000万ドル、Boyuとオークツリーから3000万ドルの応募。
市場への影響
日本市場への影響
- 直接的な影響は少ないが、中国市場の動向は日本市場にも間接的に影響を与える可能性がある。
日本株への影響
- 華潤飲料のIPOが成功すれば、同様の業種や中国関連の日本株に対する投資家の関心が高まる可能性がある。
その他市場への影響
- 香港市場では、今年4月に茶飲料チェーンの四川百茶百道実業が3億3000万ドルのIPOを実施したが、上場後に株価が半値近くに下落しているため、華潤飲料のIPOの成否が注目される。
提供:
Reuters