ニュースの要約
来週の東京株式市場は、不安定な値動きが予想される。特に週前半は8月の米雇用統計の結果を受けて神経質な展開となりやすい。日経平均は景気の下振れリスクを見据えながら、下値を探る動きが見込まれる。週後半は手掛かり材料に欠けるため、為替のドル/円や米国株の動向を注視する展開が続くと予想される。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日経平均の予想レンジは35,500円~37,000円。
- 週前半は米雇用統計の結果を受けて神経質な値動きが予想される。
- 週後半は材料難の中、米株やドル/円の動向を注視する展開が続く。
日本株への影響
- 日経平均は265円62銭(0.72%)安の36,391円47銭で取引を終え、4日続落。
- 今週の週間下落幅は2,256円28銭(5.84%)。
- 第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミストは、株式市場が弱い経済指標を嫌気する傾向が強まっていると指摘。
- 12日告示の自民党総裁選挙については、27日の投開票まで市場に織り込みづらいとの見方。
その他市場への影響
- 国内で8月景気ウオッチャー調査、中国で8月貿易収支、米国で8月消費者物価指数などが公表予定。
イベントダイアリー
- 12日: 自民党総裁選挙告示
- 8月景気ウオッチャー調査: 国内
- 8月貿易収支: 中国
- 8月消費者物価指数: 米国
提供:
Reuters