目次
ニュースの要約
- ブラジル地理統計院(IBGE)が発表した11月中旬までの1カ月間の消費者物価指数(CPI)は前月比0.62%上昇。
- 前年同月比では4.77%上昇し、ブラジル中央銀行の目標範囲(1.5─4.5%)を超えた。
- 市場予想(前月比0.48%、前年同月比4.62%)を上回る結果。
- 食品・飲料、特に食肉の値上がりがインフレを押し上げ、航空券の値上がりで交通費も上昇。
- キャピタル・エコノミクスのエコノミストは、ブラジル中銀が金利をさらに引き上げる可能性が高いと指摘。
- 政策金利は2025年前半に13%でピークに達する見通し。
- ブラジル中銀は今月、政策金利を50ベーシスポイント引き上げ、11.25%とした。
市場への影響
日本市場への影響
- 直接的な影響は限定的だが、ブラジルのインフレと金利上昇は、ブラジルに投資している日本企業や投資家に影響を与える可能性がある。
日本株への影響
その他市場への影響
- ブラジルの金利上昇は、新興市場全体の投資環境に影響を与える可能性がある。
- グローバルな投資家のリスク選好に変化をもたらし、資金の流れに影響を与える可能性。
提供:
Reuters