ニュースの要約
米製薬大手ファイザーが発表した第3四半期決算で、売上高が市場予想を上回りました。特に新型コロナウイルス感染症の治療薬「パクスロビド」の売り上げが急増し、業績に大きく寄与しました。
- 売上高: 177億ドル(市場予想: 149億6000万ドル)
- 調整後1株利益: 1.06ドル(アナリスト予想: 0.62ドル)
- 「パクスロビド」の売上高: 27億ドル(アナリスト予想: 4億5640万ドル)
- 「コミナティ」の売上高: 14億2000万ドル(予想: 8億7000万ドル)
- 年間売上高見通し: 85億ドルから105億ドルに引き上げ
- 通年の1株利益見通し: 2.75─2.95ドル(下限と上限を共に0.30ドル引き上げ)
市場への影響
目次
日本市場への影響
- ファイザーの業績が好調であることから、製薬業界全体に対する投資家の信頼感が高まる可能性があります。
- 新型コロナウイルス関連の製品需要が引き続き高いことが示され、日本の製薬企業にも影響を与える可能性があります。
日本株への影響
- 武田薬品工業やアステラス製薬など、ファイザーと同様に新型コロナウイルス関連製品を扱う企業の株価に影響を与える可能性があります。
- 製薬業界全体の業績見通しが改善されることで、関連株の投資魅力が増す可能性があります。
提供:
Reuters