ドイツ銀、中国の合弁事業巡る交渉決裂　出資比率で折り合えず

ニュースの要約

• ドイツ銀行とその資産運用子会社DWS、中国郵政貯蓄銀行（PSBC）の間で進められていた合弁事業の交渉が決裂。
• 中国側はドイツ銀行に合弁事業への出資比率を引き上げるよう要求したが、ドイツ銀行は拒否。
• DWSは中国での資産運用事業拡大を目指しており、約5年間PSBCと協議していた。
• 合弁事業の出資比率はドイツ銀行47.5%、PSBC47.5%、アレス・マネジメント5%が計画されていた。
• 中国当局はドイツ銀行に過半数出資を求めたが、ドイツ銀行は応じなかった。

市場への影響

日本市場への影響

• 直接的な影響は少ないが、ドイツ銀行の動向は国際的な金融市場に影響を与える可能性があるため、日本の金融機関も注視する必要がある。

日本株への影響

• ドイツ銀行の交渉決裂は、国際的な金融市場の不安定要因となり得るため、日本株市場にも間接的な影響が考えられる。

その他市場への影響

• ドイツ銀行の合弁事業交渉の決裂は、他の国際的な金融機関が中国市場での戦略を再考するきっかけとなる可能性がある。
• ブラックロックやゴールドマン・サックスなどの米国勢が中国の大手銀行と提携する新たな枠組みが導入されている中で、ドイツ銀行の動向は注目される。