テラドローン、海外展開強化へ　社長「売上比率50％超を視野」

ニュースの要約

• 企業名: Terra Drone
• 事業内容: ドローンの測量・点検、運航管理システム
• 海外展開: 現在の海外売上比率は39%。今後50%以上を目指し、国内と海外の売り上げが逆転する見込み。
• 上場情報: 2023年9月29日に東証グロースに上場。初値は公開価格の2350円を8%下回る2162円。
• 財務状況: 2024年1月期、2025年1月期ともに赤字見通し。黒字化の時期は未定だが、早期の黒字化を目指す。
• 資金調達の方針: M&Aよりも既存事業の拡大や既に出資している会社の出資比率引き上げに注力。
• 市場展開: 農業、建設、災害復興などでのドローン活用を見込む。農業散布はインドネシア、運航管理システムは欧州やカナダで展開。
• 出資者: サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコがベンチャーキャピタルを通じて出資。

市場への影響

日本市場への影響

• Terra Droneの上場により、ドローン関連市場の注目度が高まる可能性。
• 海外展開の強化により、日本企業のグローバル展開のモデルケースとなる可能性。

日本株への影響

• Terra Droneの初値が公開価格を下回ったことから、投資家の慎重な姿勢が見られる。
• 赤字上場であるため、今後の業績改善が株価に影響を与える可能性。

その他市場への影響

• ドローン技術の進化により、農業、建設、災害復興などの分野での効率化が期待される。