目次
ニュースの要約
- シャープは2025年3月期の業績予想について、純損益を未定に変更。
- 従来は50億円の黒字を見込んでいたが、前年は1499億円の赤字。
- 大阪府堺市の工場譲渡やディスプレー事業の構造改革が進行中で、合理的な算定が困難と判断。
- 2024年10-12月期に以下の費用を計上:
- カメラモジュール事業で減損損失172億円
- 堺工場の構造改革費用88億円
- 通期の売上高予想を2兆1000億円から2兆1300億円に上方修正(前年比8.3%減)。
- 営業利益も100億円から200億円に上方修正。
- 大型ディスプレイ事業の生産を停止。
- 旧テレビ向け液晶パネル工場の土地や施設の一部をソフトバンクに売却。
- KDDIとの間で堺工場跡地にAIデータセンターを構築することで基本合意。
市場への影響
日本市場への影響
- シャープの業績予想の不確定性が市場の不安材料となる可能性。
- ディスプレー事業の構造改革が進行中であるため、関連業界への影響も考えられる。
日本株への影響
提供:
Reuters