ニュースの要約
- 全銀協の福留朗裕会長(三井住友銀行頭取)は、日銀の金融政策について「利上げには物価上昇トレンドの明確化が必要」との見解を示した。
- 日銀は金融政策決定会合で追加利上げを見送り、政策金利を据え置いた。
- 福留氏は、米国金利やドルの変動が銀行経営に大きな影響を与えるリスクは少ないとし、米国の景気拡大はメガバンクにとって追い風と述べた。
- 米連邦準備理事会が利下げペース鈍化の可能性を示唆し、ニューヨーク外為市場でドルが上昇、米株式市場ではダウ平均が大幅下落。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日銀の追加利上げ見送りにより、金融市場の安定が維持される可能性。
- 福留氏の発言により、銀行経営に対する過度なリスク懸念が和らぐ。
日本株への影響
- 三井住友銀行などメガバンクにとって、米国の景気拡大が追い風となる可能性。
- 日銀の政策金利据え置きにより、金融セクターの株価に安定感がもたらされる可能性。
その他市場への影響
- 米連邦準備理事会の利下げペース鈍化示唆により、ニューヨーク外為市場でドルが上昇し、2年ぶりの高値を記録。
- 米株式市場ではダウ平均が前日比で1100ドル以上下落。
提供:
Reuters