ニュースの要約
9月3日、香港のキャセイ・パシフィック航空はエアバス機「A350」の飛行中にエンジン部品の不具合が見つかった問題で、全機を検査したところ部品の交換が必要な機体が15機あったと発表しました。キャセイは48機を検査し、このうち3機はすでに修理を終え、7日までに全機が運航を再開する見込みです。同社ではこれまでに少なくとも往復34便が欠航しました。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日本航空は購入から1年未満のA350-1000を5機保有しており、ロールス・ロイスに詳しい情報を求めていますが、運航は停止していません。
- エンジンメーカーがさらなる措置を取れば、それに応じて対応する予定です。
日本株への影響
- 日本航空(9201.T)の株価に影響が出る可能性がありますが、現時点では運航停止はしていないため、影響は限定的と見られます。
その他市場への影響
- キャセイ・パシフィック航空(0293.HK)の株価に影響が出る可能性があります。
- エアバス(AIR.PA)およびロールス・ロイス(RR.L)の株価にも影響が出る可能性があります。
主要航空会社のA350-1000運航機数
スクロールできます
航空会社 | 運航機数 |
---|---|
カタール航空 | 24機 |
英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) | 18機 |
キャセイ・パシフィック航空 | 18機 |
ヴァージン・アトランティック航空 | 12機 |
欠航便数
- キャセイ・パシフィック航空:往復34便
この問題が長引けば、他の航空会社や関連企業にも影響が広がる可能性があります。
提供:
Reuters