オープン外債、上期250億円増額 下期は積み増し見送り=富国生命・24年度下期運用計画

ニュースの要約

富国生命保険は、2024年度下期の一般勘定資産運用計画において、為替をヘッジしないオープン外債の残高を維持する方針を示しました。上期には超長期ソブリン債を中心に250億円増額しましたが、下期は残高を維持する予定です。円債については、上期に800億円減額し、下期は650億円増額する予定です。国内株は上期に400億円増額し、下期は100億円減らす計画です。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 日銀の利上げが予想され、10年国債の利回り予想レンジが0.60―1.40%に引き上げられました。
  • 円相場については、日米の金融政策の違いから緩やかな円高が想定されています。

日本株への影響

  • 富国生命保険は国内株を上期に400億円増額し、下期は100億円減らす計画です。
  • 日経平均の予想レンジは31,000―45,000円で、年度末には40,000円を見込んでいます。

その他市場への影響

  • 米国が利下げ局面に入る中、外債の投資妙味が低下することが見込まれています。
  • 米10年債利回りの予想レンジは3.20─4.70%で、年度末には3.80%を見込んでいます。
  • ドル/円の予想レンジは130―160円で、年度末には140円を見込んでいます。
提供: Reuters
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