金、今年10度目の最高値更新　貿易戦争への懸念で安全資産買い

ニュースの要約

• 金価格が20日の取引で過去最高値を記録。
• トランプ米大統領の関税措置による世界貿易戦争への懸念が、安全資産とされる金の需要を押し上げている。
• 金のスポット価格は1オンス＝2944.38ドルで、取引序盤には2954.69ドルまで上昇。
• 金先物は0.9%高の2962.30ドル。
• 金は年初来12%上昇。
• 銀のスポット価格は1%高の1オンス＝33.04ドル。
• プラチナは0.7%高の978.48ドル。
• パラジウムは1.5%高の982.41ドル。

市場への影響

日本市場への影響

• 金価格の上昇により、日本国内でも金の需要が高まる可能性がある。
• 安全資産としての金の需要増加は、円高圧力を和らげる可能性がある。

日本株への影響

• 金関連株や貴金属関連企業の株価にプラスの影響が予想される。
• 例: 住友金属鉱山や三菱マテリアルなどの株価に注目。

その他市場への影響

• 世界的な金価格の上昇は、他の貴金属市場にも波及し、銀、プラチナ、パラジウムの価格上昇をもたらしている。