目次
ニュースの要約
- 2月20日、午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比584円90銭安の38,579円71銭と続落。
- 円高進行が嫌気され、輸出関連株を中心に幅広く売られた。
- 先物に散発的な売りが観測され、指数寄与度の高い銘柄群が弱かった。
- 1月全国消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感が広がった。
- 米国で長期金利が低下した一方、国内金利が上昇する場面があり、ドル/円が下げ足を速めた。
- 輸送用機器や機械など輸出関連株、銀行や保険といった金融株も弱かった。
市場への影響
日本市場への影響
- 日経平均は一時604円安の38,559円74銭に下げ幅を拡大。
- TOPIXは1.43%安の2,727.75ポイントで午前の取引を終了。
- 東証プライム市場の売買代金は2兆2,277億5,800万円。
- 東証33業種では、値上がりは鉱業や電気・ガス、石油・石炭製品など4業種、値下がりは輸送用機器や保険、銀行など29業種。
日本株への影響
- ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下げ幅を拡大し、3銘柄で指数を約180円押し下げた。
- トヨタ自動車やソニーグループは軟調。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループは弱かった。
- 一方、ルネサスエレクトロニクスやTOTOは大幅高。
- 株主優待の再開を発表したくら寿司はストップ高水準で買い気配。
- 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが223銘柄(13%)、値下がりは1,378銘柄(84%)、変わらずは38銘柄(2%)。
提供:
Reuters