目次
ニュースの要約
- 内閣府が発表した2024年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期から0.7%増加し、3四半期連続のプラスとなった。
- 年率換算では2.8%増。
- 輸入の減少により外需寄与度がプラスに転じたが、内需の弱さが指摘されている。
市場への影響
日本市場への影響
- GDPの増加は外需寄与度のプラスによるもので、輸入の減少が一時的な要因とされている。
- 内需の弱さが際立ち、特に個人消費が弱い。
- 今後、輸入減の一時的要因が剥落し、個人消費も弱い場合、1-3月期はマイナス成長の可能性がある。
- 米国の関税措置導入前の駆け込みの反動もあり、外需が失速する可能性がある。
日本株への影響
- 野村総合研究所の木内登英氏は、景気の実態は弱いと指摘。
- 農林中金総合研究所の南武志氏は、設備投資がけん引役として出てくる可能性があると予想。
- 日銀の利上げは急がないとされ、次の利上げは7月ごろと予想されている。
提供:
Reuters