ニュースの要約
- SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2025年3月期の通期純利益予想は前年比6.7%増の52兆2960億円。
- 4年連続で過去最高を更新するペース。
- 金利上昇により銀行が堅調、円安を背景に自動車も改善基調。
- 660社の開示率46.9%のデータを基に試算。
- 金融を除くと前年比0.5%増、製造業は0.7%減、非製造業は2.1%増。
- 上方修正を発表した企業は129社、下方修正は56社。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 円安基調とグローバル製造業の景況感の改善がポジティブサプライズを後押し。
- 自動車や電気機器が業績改善に寄与。
- 金利高や円安が個人消費にネガティブな影響を与える可能性。
日本株への影響
- 自動車や電気機器セクターが業績改善。
- 生成AI向け半導体需要やITサービスの拡大が電気機器に寄与。
- 海外エクスポージャーのない企業には厳しい外部環境。
その他市場への影響
- トランプ米大統領の高関税政策の行方次第で製造業に影響。
- 関税引き上げなら投資マインドが低下するリスク。
提供:
Reuters