ニュースの要約
- 1月21日午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤からドル安/円高の155円前半で取引。
- トランプ米大統領の関税関連発言により、日中の値幅は1円46銭と乱高下。
- カナダ・メキシコに25%の関税を検討しているとの発言で、ドルは急上昇し、メキシコペソとカナダドルが1%超下落。
- ドルは対円でも156.24円まで上昇したが、その後154.78円まで下落。
- トランプ氏は一律関税について「準備はまだできていない」と述べた。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- カナダ・メキシコの関税は想定の範囲内で、一律関税の準備が間に合っていないため、安心材料とされる。
- 日銀の金融政策決定会合で利上げが可能で、円がしっかりしやすい状況。
日本株への影響
- 野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、日本が関税の対象に入る可能性は低く、実施は遅くなると指摘。
その他市場への影響
- 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)やFRBのインフレに対する見解が注目される。
提供:
Reuters