政府経済見通し24年度0.4%に下げ、輸出下振れ 25年度据え置き1.2%

ニュースの要約

内閣府は2025年度予算案の前提となる政府経済見通しを公表しました。2024年度の実質成長率を0.7%から0.4%に下方修正し、2025年度の見通しは1.2%で据え置きました。主な修正要因は、自動車不正や中国経済の減速による輸出減少の影響です。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 実質成長率: 2024年度は0.7%から0.4%に下方修正。2025年度は1.2%で据え置き。
  • 外需寄与度: 2024年度はマイナス0.4%からマイナス0.6%に下方修正。2025年度はマイナス0.1%からマイナス0.0%に引き上げ。
  • 設備投資: 2024年度は前年比3.1%から2.3%に引き下げ。2025年度は3.4%から3.0%に引き下げ。
  • 個人消費: 2024年度は0.9%から0.8%に下方修正。2025年度は1.2%から1.3%に引き上げ。
  • 物価(消費者物価指数、総合): 2024年度は2.6%から2.5%に修正。2025年度は2.0%で据え置き。
  • 為替レート: 2024年度は1ドル149.5円から152.8円に円安方向に変更。2025年度は1ドル147.2円から153.6円に円安に修正。
  • 原油価格: 2024年度は1バレル82.1ドルから81.8ドルに下げ。2025年度は1バレル77.6ドルから76.2ドルに下げ。

日本株への影響

  • 自動車不正や中国経済の減速による輸出減少が影響し、輸出関連企業の株価に影響を与える可能性があります。
  • 設備投資の下方修正は、製造業や建設業などの関連企業に影響を与える可能性があります。
  • 個人消費の見通しが若干引き上げられたことは、小売業やサービス業にとってはプラス要因となる可能性があります。
提供: Reuters
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