目次
ニュースの要約
- 日銀が公表した11月の企業向けサービス価格指数は前年比3.0%上昇、前月比0.4%上昇。
- 指数は109.1で、1995年3月以来の高水準。
- 人件費の上昇をサービス価格に転嫁する動きが続いている。
- 大類別で最も押し上げに寄与したのは「諸サービス」で前年比4.5%上昇。
- 「運輸・郵便」は前年比2.7%上昇。
- 「情報通信」は前年比1.2%上昇。
- 146品目中、前年比で上昇したのは114品目、下落したのは16品目。
市場への影響
日本市場への影響
- 人件費の上昇がサービス価格に転嫁される動きが続いており、インフレ圧力が持続。
- 高人件費率サービスの価格指数は前年比3.2%上昇で、賃金上昇トレンドが続く中で価格転嫁が進行。
日本株への影響
- SMBC日興証券のエコノミストによれば、指数の高い伸びは日銀の利上げプロセスを妨げるものではないが、積極的な後押し材料にもならない可能性。
- 賃金上昇が続く中で、企業のコスト負担が増加し、利益率に影響を与える可能性。
その他市場への影響
- 記述なし。
提供:
Reuters