英賃金上昇率、8─10月は前年比+5.2% 利下げ観測後退

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ニュースの要約

  • 英国立統計局(ONS)が発表した8-10月の賃金上昇率は、ボーナスを除く平均週給で前年同期比5.2%。
  • 市場予想の5.0%を上回る結果。
  • 民間部門の賃金は5.4%上昇し、今年3-5月以来の高い伸び。
  • ポンドは対ドルで3分の1セント以上上昇。
  • 市場では利下げ観測が後退し、来年末までに2回の25ベーシスポイント(bp)利下げが完全に織り込まれている。
  • 11月に3万5000人の人員削減が行われ、9-11月の求人件数は3万1000件減の81万8000件。

市場への影響

日本市場への影響

  • 英国の賃金上昇率が市場予想を上回ったことにより、イングランド銀行の利下げペースが遅くなる可能性があるため、円相場に影響を与える可能性がある。

日本株への影響

  • 英国の経済指標が強い結果を示したことで、輸出関連株に影響を与える可能性がある。
  • 特に、ポンド高が進むことで、英国市場に依存する日本企業にとってはプラス要因となる可能性がある。

その他市場への影響

  • ポンドが対ドルで上昇したことにより、ドル安が進む可能性があり、これが他の通貨市場にも影響を与える可能性がある。
提供: Reuters
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